インフルエンザ脳症と解熱剤の関係

      2017/03/10

昨日悲しいニュースが入ってきましたね。

私立恵比寿中学のメンバーで「りななん」の愛称で親しまれていた松野莉奈ちゃんの訃報。。。
アイドル活動を一生懸命頑張っていてこれから沢山の可能性がある女の子だったのに、本当に悲しいですね。
莉奈ちゃん本人もとても無念だと思うし、同じメンバーの皆さんやお仕事で関わってきた方たち、そしてご両親のことを想うと本当に胸が痛いです。
私にもまだ小さい3人の息子がいますが、自分の子どもが突然目の前からいなくなったら。。。
でもそれは想像しかできなくて、こんなことは本当にご家族の方にしか分からない気持ちですよね。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

さて、今回の莉奈ちゃんの訃報でインフルエンザを発症したときに解熱剤を飲むと、インフルエンザ脳症になるといった話がネットで拡散されているそうですね。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが飛沫感染、つまりインフルエンザに感染した人の咳やくしゃみから飛び散ったインフルエンザウイルスを吸い込んでしまい、喉や気管支、肺に感染、増殖する病気です。

大体11月頃から始まり、1~3月にピークを迎え、まさに今この時期、小さい息子がいる我が家では1番ビクビクしている病気です。

息子の小学校や幼稚園でも大流行してしまい、学級閉鎖にまではなりませんでしたが、「今日もお友達が〇人休んだ。。。」と毎日教えてくれます。
息子たちもそろそろもらってくるのではないかな~と思っているところにこんな恐ろしい情報が飛び込んできたので調べてみました。

 

インフルエンザ脳症ってどんな病気?

 

そもそも、「インフルエンザ脳症」は、インフルエンザにかかったときにお医者さんに行くと注意しておいたほうがいいよと言われる合併症です。
一昨年のことですが、旦那くん以外の家族全員インフルエンザにかかってしまい、そのとき受診した病院で『発熱中に意識障害、痙攣、嘔吐、頭痛、異常行動や異常言動などが現れたときは「インフルエンザ脳症」の可能性もあるからすぐに受診してくださいね』と言われたのをよく覚えています。

5歳以下の子どもに多く見られる合併症で、最悪の場合は脳障害、多臓器不全になったり、命を落とすこともある重い病気です。

もともと高熱でうなされているので、次男が夜中にムクムクっと起き上がり、変なことを寝言で言い始めたときには「まさかΣ( ̄ロ ̄lll)」と思いましたが、名前を呼ぶと意識がはっきりしたのでほっとしました。

タミフルでも異常行動を起こした子どもがいるというニュースが2005年頃に取り上げられていたので、タミフルの副作用なのか、高熱でうなされているのか、それともインフルエンザ脳症なのか判断が難しいですよね~。

 

解熱剤って実はあまり使わないほうがいいって知ってた?

これは小さな子どもを持つお母さんなら知っている話かもしれませんが。。。

子どもが高熱で苦しんでる姿は本当に可愛そうですよね。

自分自身が高校生くらいから頭痛持ちで、よく市販の頭痛薬を使っていたんです。

頭痛薬って解熱剤にもなるから、使うことにあまり抵抗がなかったので、子どもが高熱を出した時にも解熱剤を使うのが当たり前だと思っていました。

でも、以前住んでいたところで、長男が高熱を出し(インフルエンザではありませんでした)ある病院に受診したところ、解熱剤を処方してもらえませんでした。

先生になぜか聞いてみたところ、「解熱剤は今出ている熱を一時的に下げるだけで、薬の効き目がなくなるとまた一気に熱があがるよ。また熱が上がる段階が1番子供は辛いんだよ?熱が出るっていうことは、体の中でウイルスと戦っているっていうことだから、解熱剤で無理矢理熱を下げるのはお勧めしないからうちでは基本処方してないよ」と言われました。

それに、すぐに解熱剤を使って熱を下げてしまうと、隠れている本当の病気の原因を見落とすこともあるのだと教えてもらい、解熱剤を知らないまま使うのはとても怖いことだと知りました。

確かに、熱が上がり始めた時はとても辛そうなんだけど、熱が上がりきった時ってうちの子どもたちは案外元気だったりするなと思いました。

自分自身も、熱の出始めは寒気、ダルさ、節々の痛みなどで辛いけど、熱が上がりきるとなんかごはん食べれたりするんです。。。

それを1回無理矢理下げて、また熱が上がるときの苦しみを与えるのは可愛そうだなと。。。

これは、私が当時利用していた小児科の先生のお考えだったので、他の小児科では何も言わずにすんなり解熱剤を処方される病院もあります。

勿論、病状によっては、水分が取れなくて脱水症状を起こしたり、夜寝付けなかったりしたときは飲ませてあげたほうがいいと思うし、私もそうしています。

しかし、市販の解熱剤は使わない!これは今でも守っています。

 

インフルエンザ脳症と解熱剤の関係

では、今回ネットで拡散されたインフルエンザ脳症と解熱剤の関係は、本当のところどうなのでしょうか?

インフルエンザと病院の検査で判断された場合、「タミフル」「リレンザ」「イナビル」といった治療薬の他に、高熱時に使用する解熱剤が処方されることがほとんどです。

でもその解熱剤がインフルエンザ脳症を引き起こす可能性が高いと知ったら。。。あ~恐ろしすぎます。Σ( ̄ロ ̄lll)

ネットでいろいろ調べてみたのですが、確かに解熱剤の種類によってはインフルエンザ脳症や、インフルエンザ脳炎、脳や肝機能に障害が出るライ症候群などの重い病気にかかることがあり、後遺症が残ってしまう場合や、死に至ってしまうこともあるそうです。

「解熱剤の種類によっては」ってところがミソですな!

じゃあ、どういった解熱剤が怖いのか???

次の成分が入った薬は使用しないようにということです。

わけの分からないカタカナが並びますが、読んで下さいね(笑)

・アスピリン

・アスピリン・アスコルビン酸

・アスピリン・ダイアルミネート

・サリチル酸ナトリウム

・サザピリン

・サリチルアミド

・エテンザミド

・ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンやブレシンの成分)

・メフェナム酸(ボンタール)

 

赤字で書いた成分はサリチル酸系の薬で、市販の風邪薬などにも含まれているので、間違って子どもに飲ませたりしないようにしましょう。

インフルエンザにもしかかったら、病院で処方された薬をチェックしてみてください。

「アセトアミノフェン」という解熱剤で「アルピニー」「アンヒバ」「カロナール」の製品名だと思います。

実際うちが今通っている小児科はカロナールが処方されますし、私が妊娠中も産婦人科でカロナールを処方されました。

アセトアミノフェンも副作用が全くないというわけではないようですが、インフルエンザのように高熱で重症に陥る病気のときには、先程紹介した成分が入っている強い解熱作用がある薬は禁止されていて、アセトアミノフェンが良いと日本小児科学会で発表されているそうなので比較的安全に使用できると思います。(参考サイトhttp://www.skincare-univ.com/article/008991/)

 

正しい知識と使い方で薬を安全なものに!

薬のことって、知っているのと知らないのとでは大きな差があると思いませんか?

今では普通にドラッグストアに行けば解熱剤でも風邪薬でも手に入る時代。

でも薬ってほんとに怖いと思うんです。

うちのお義母さんは、ある風邪薬で突然薬疹が出てしまい大変なことになったし、私自身、今回話題になった解熱剤で突然アレルギーが出ました。

頭痛薬として今まで普通に飲んでいた市販の薬が突然飲めなくなったんです。

飲むと、瞼や唇がパンパンに腫れるようになっちゃって、自分の体質によっても副作用って出てしまうんだなと初めて知りました。

自分自身も、家族も、薬にはこの先何度もお世話になるはず!

難しいことは自分で分からなくても、この薬でアレルギーが出た!とかは自分でお医者さんに申告できるし、お薬手帳に今までの処方された薬の情報が記されているので薬剤師さんにもどんな薬がOKでNGなのかわかるはず!

私、お薬手帳うっかり忘れちゃうことがあるんだけど、これからは忘れないようにしなくちゃ!!

 

長くなりましたが、インフルエンザでお医者さまから処方された薬であれば、比較的安全に使えるということがわかって安心しました。

まだまだ流行しているインフルエンザ。

どちらにしろならないのが1番!

しっかり予防しましょうね~(T▽T)

 

 

 

 

 

 

 

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